ニセコマラソンフェスティバルの遠征記スタート。

羊蹄山を望む街中にあるニセコ町役場。
普通のお役所とはちょっと変わった雰囲気。
大きなカボチャが置いてある、というか飾ってある。

歩いて約20分のJRニセコ駅に向かう途中。
道端に目印のように置かれていたのもカボチャだった。

一般住居の玄関先にも。

ガソリンスタンドの給油機の上にも。

郵便ポストの上にも。

古いでんぷん工場を再利用した地域交流施設の周りにも。

その交流施設の中のテーブルの上にも、ちょっと小ぶりだがカボチャ。
至る所にカボチャ、カボチャ、カボチャだ。

ニセコ駅近くになると、一気に増える。駅は中央奥のややメルヘンチックな建物。

大きい、そしてもちろん生だ。模造品ではない。

駅の周りには、ゴロゴロと転がっている。
生食用ではないが、しっかり農家が栽培した作物だ。
町にカボチャが飾られ始めたのは約10年前とのこと。
ハロウィンの季節に合わせてボランティアが栽培し、
持ち寄ったそうだ。
当初は駅の周辺だけだったが、徐々に地域が広がった。
今年は作柄が今一つで,やや少なめだそうだ。
何故カボチャなのか。
特に理由もなさそうだが、
広く明るい青空の街によく似合っている。

駅舎に入ると、
しゃれたステンドグラスに
「ようこそニセコへ」の一言。
旅情を盛り上げる雰囲気だ。

運行は上下線とも一日6便のようだ。
札幌からは小樽経由で約3時間半。
しかも、便数が限られる。
私は結局、新千歳空港からの直行バスを利用した。
バスは約2時間半だった。

駅舎の中に、落ち着いた雰囲気の喫茶店があった。

結構にぎわっていたお客が減った時に合わせて店内をパチリ。
写真では分からないが、壁には掛け時計が並び何となくレトロな雰囲気。
実はテーブルはすべて足踏み方式の古いミシンを利用してある。
レトロな雰囲気を演出するたにわざわざ集めたという。

実際にミシンを踏むこともできた。
はるか昔にも踏んだことがあるだろうか…?
踏んでみると、意外と心地良かった。
足をマッサージしている感覚のような気もした。

この店の特製カレー。
地元の野菜を使ったのだろう。
ここにも、しっかりカボチャが入っていた。
美味かった。