8月25日の五島列島夕やけマラソンの遠征記の続きです。

今回の遠征は一人旅。
留守番をしていた家人に、一杯の水を持ち帰った。
ただの水ではない。由緒ある「聖水」だ。

マラソン翌日の26日(日)、観光バスで島を回った。
マラソンの舞台、福江の市街地の反対側、
玉之浦地区に広く穏やかな海が広がっていた。

その玉之浦地区の一角に、小さな教会があった。
1897(明治30)年に誕生した井持浦(いもちうら)教会だ。
世界遺産にも指定されるほど
キリスト教が浸透した五島列島には数多くの教会がある。
その中でも、この教会は「日本最初のルルド」として有名だという。

そのルルドは教会の裏の山肌にあった。
といっても、実は「ルルド」とは何か、それまで全く知らなかった。
教会でもらった資料などでしらべると、
ルルドとはもともとピレネー山脈のフランス側にある地域の地名。
1858年、ルルドの洞窟で少女が聖母マリアに出合い、
洞窟の前の土を掘るように命じられた。
その場所から湧き出た「奇跡の水」が
人々を病や不幸、災難から救ったとされる。
やがて、マリア像を置く洞窟を「ルルド」と
呼ぶようになったらしい。
井持浦では1899年フランス人宣教師が
五島の人々の力を借りて設けた。

どことなく神聖な雰囲気が漂う。

ルルドの横(写真右)に湧き水がある。

「奇跡の水」を飲めるようにコップも置かれている。
仏ルルドの水も混入されているという。

キリスト教徒ではないが、有難く飲ませていただいた。
☆
私も、私が持ち帰った「奇跡の水」を飲んだ。
家人には、まだ奇跡が起きていない様子。
やはり、救われるのは信じた者だけなのだろうか。