イスタンブールで自由時間ができれば、
まず出かけるのが観光名所の「ガラタ橋」。
というのも、名物「サバサンド」を食べるためだ。
私にとって、トルコ料理といえば、サバサンドだ。
以前にサバサンドを食べたときの記事の一つは下記の通り。
さて、今回は。

ガラタ橋は欄干を埋め尽くすほど釣り人が多いことで知られる。
ところが、今回は閑散とした雰囲気。
ブームが去ったのか、それとも暑さのせいなのか。
中央奥に立っているのが、ランドマークのガラタ塔。

前の写真の位置から少しバックして見下ろすと、
船が数隻停泊中。
サバサンドを販売する船舶店舗だ。
サバサンドは橋の欄干の下にある
レストランと写真のような船型店舗で売っている。

橋を渡り切り、
正面からサバサンドの店をみる。
中央奥はやはりガラタ塔。

一番賑わっていた店を選んで入店。

船の奥の大きな鉄板の上でサバを焼いている。
船形の店はサバサンドの専門店なので、
言葉が分からなくても注文は簡単。
指を一本立てればいい(一つという意味で)。
水上なので揺れている。

ボリュームたっぷりで一個12リラ(約240円)。
12リラはレストランも含めて
周辺での統一価格のようだ。
玉ねぎは苦手だが、
サバサンドだと平気で食べられる。
レモン汁をかけて、ジュースを飲みながら食べる。
相変わらず、うまい。

店先のテーブルに座って食べた。

食後は周辺を散策。
大きな自動車道を横切るための
地下道の商店街は市場的な雰囲気。

ただ、これまで訪ねたときに比べると、
閑散としたような場面にも出会った。
橋の上の人出の少なさと合わせると、
ちょっと気になる変化。

岸壁では海峡、船舶、対岸の街並みを
眺めながら語らう人々が並ぶ。
至る所でスマホで写真を撮っていた。
いわゆる「インスタ映えする」風景
であることは間違いない。

焼き栗と焼きトウモロコシの屋台もあちこちに。
焼きトウモロコシは1本3リラ(約60円)。
これも統一価格のよう。

何ともほほえましい光景を見ながら、
焼き立ての味を堪能した。
仲良きことは素晴らしい。