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北海道の最北に浮かぶ利尻島。
この島をぐるりと回るマラソンを知り初めて出場した。
利尻島一周悠遊覧人G(ゆうゆうランニング)。
今年で18回目。思わぬヒグマ騒動で全国に注目された。
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前日の6月2日(土)午後1時、利尻空港に到着した。
伊丹→新千歳→利尻と飛行機で乗り継いだ。
新千歳での乗り継ぎ時間も含めて約3時間半。
便数は少ないが、乗れば意外と近い。
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スタート&ゴールは北部の鴛泊(おしどまり)地区(赤印)。
左回りで島の外周を一回りする約54kmだ。
出場は約500人。
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前日受付でスタート地点にある交流施設「りぷら」へ。
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玄関口で、いきなり「ヒグマに注意」の張り紙。
5月末、島でヒグマのものと思われる足跡と糞が発見された。
島にはもともと熊がいなく、
見つかれば、106年ぶりの大事件になる。
ホテルなど様々な場所でこの掲示を目にした。
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りぷらでは、ランナーたちが壁の掲示を眺めていた。
出場者の氏名、居住地、大会参加回数、
前夜祭・完走パーティーの参加予定などが書かれていた。
見る必要はないのに、自分の名前を探した。
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小規模だけに、受付会場は穏やかな雰囲気。
右のコーナーで計測チップと記念品を受け取る。
ッケンは事前送付だった。
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記念品は特産品の昆布や島のミネラルウオーター、
お菓子の「白い恋人」など。
袋に描かれたりす(たぶん)の「りっぷちゃん」は、
地元のゆるキャラだろうか。
信号や電柱など街中で、何度も目にした。
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ホテルで夕食後にテレビを観ていると、
NHK全国ニュースが島のヒグマ騒動を報道。
翌日(3日)のマラソンのランナーらが、
クマ除けのために鈴を買っていると報じていた。
心配になり、ホテル売店で土産用の鈴を買った。
250円なり。
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夜9時前のテレビニュースもクマ騒動を放送。
「マラソン参加者に注意を呼びかけ」として、
マラソン受付会場を映していた。
◇     ◇
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大会当日の6月3日(日)朝5時半過ぎ。
りぷらの前はランナーで賑わっていた。
前日の受付時とは違ってにぎやか。
中央奥に、島のシンボル利尻山(利尻富士)が見える。
早朝でもあり、風は冷たく、やや肌寒い。
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運よく綺麗な虹も見えた。
この時は爽やかな青空が広がり、
気持ち良かったのだけれど…。
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号砲は午前6時。
待機するランナーでりぷらの中は満員状態。
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前の写真では奥に見えた階段側からの光景。
階段付近は風を避けられるうえ、
日差しだけ浴びることができる特等席だった。
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号砲直前、ランナーが集合して記念撮影。
写真奥のクレーンに乗ったカメラマンが撮影した。
どんな写真になったのだろうか。
 
◇    ◇
いきなりゴール後の昼食へ。
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りぷらの体育館が臨時の昼食会場へ。
ランナーたちの無料昼食会となった。
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少女たちが盛り付けサービス。
多少、手付きがたどたどしいのはご愛敬。
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温かいご飯と豚汁、そして焼き魚(ほっけ?)。
おいしくいただきました。
ご馳走様でした。
希望者には日帰り温泉の入浴サービス(送迎付き)も。
きめ細かなおもてなしでした。
ありがとうございました。
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夕方のテレビニュースは、クマ騒動の中で大会を紹介。
事務局長さんのほっとした表情で締めくくった。
ヒグマ君は大人しくしていてくれて良かった。
島の皆さん、お世話になりました。
ありがというございました。