
宿泊先ホテルの最寄り駅から一駅隣の
「Yaietown(イエールタウン) Roundhouse」。
駅を出て道を歩くと、
「ROUNDHOUSE」と書かれた大きな建物があった。
写真手前のガラス張りのスペースには、
好奇心をくすぐる物体が見えた。

さっそく中に入ると、「374」と書かれたSLがあった。
何とも堂々として風格を感じさせるたたずまいだった。
日本語パンフレットが無いので自信がないが、
1887年から1945年まで活躍した車両のようだ。
1887年にバンクーバー初の鉄道旅客を運んだ歴史的な車両らしい。
このレジェンドが無料で公開されている。

展示室を出て中庭のような場所に出ると、
どこかで見たことがあるような光景が広がった。

鉄道マニアならすぐにピンとくるだろう。
「ROUNDHOUSE」とは鉄道の操車場跡地だった。
このイエールタウンはかつて鉄道輸送の拠点であり、
周辺には倉庫が立ち並んでいた。
いつしか鉄道が移転(あるいは廃止)となり、
操車場は再開発された。

旧操車場の裏側に回ると、広い入口。
芸術とレクリエーションのセンターと書かれていた。
地域に開放された多目的施設のようだった。
私のような旅人でも自由に入れた。

中には子供たちの遊戯スペースがあった。

中高年も含めた大人たちのエアロビ教室も。
老若男女がそれぞれの目的で活用している。
列車の行き交う操車場が人々の行き交う
交流・レクリエーションの場に生まれ変わっていた。

倉庫街は1970、80年代から
若者などが新たなビジネス、店舗の場として活用。
流行の街に生まれ変わったようだ。
街には「LOVES RUNNERS」との垂れ幕がかかっていたが、
バンクーバーマラソンのハーフの部のコースにもなっていた。

通りに面してしゃれたレストランが並ぶ。

最初に訪ねたのは昼時で、ランチの人々でにぎわっていた。

レストラン以外にも様々な店舗があった。
衣料、雑貨はもちろん、眉毛のサロンなどという最先端のおしゃれも。

サラダバー、グリーンスムージーの店。
健康・自然志向といういかにも”今風”な店だ。

日焼けサロンまであった。
歴史的なSLからトレンドの店まで多様なモノが詰まった街だった。

調べたら、宿泊先のホテルからは徒歩20分ほどの近郊だった。
そこで、この日は夕食のために改めて訪ねた。
レストラン街は昼時にもまして賑わっていた。
家人の選択に従ってパスタの専門店に。
満員の盛況で、味もまずまず。
ただ、残念ながら食べたパスタの写真はピンボケでした。