今月初めの与論島遠征記の在庫一掃です。

与論島の東側、大金久海岸に「百合ケ浜」という立札があった。
この砂浜のことではない。
この海岸から1.5kmほどの場所に時々現れる砂浜のことだ。
春から夏にかけてを中心に干潮の時に時々出現する。
海中の砂が溜まってできるので、その時々で形も変わる。
神秘的で恋の砂浜ともいわれる観光スポットだ。
私が訪ねた3月3日は午後に数時間顔を出してくれた。
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海の中の砂浜では、沖縄・久米島の「はての浜」もある。
2016年10月には私も訪ねた。
その時のレポートは↓。
はての浜は形状は変化するが、常に顔を出している。
広さも大きく、お兄さんのようなものだ。
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話は3月2日の大金久海岸に戻る。
海岸で待っていると、
百合ケ浜が出ていることを確認したグラスボートが
迎えに来てくれた。
でも、海岸から砂浜は見えない。

グラスボートに乗って海岸を離れる。
雨降りで風もあり、船頭さんもカッパ姿。

沖合を眺めても、まだ見えない。

船頭さんがウミガメを発見し、上を通過。
ガラス底を通してカメさんの姿を確認。
カメを発見し、上手に上を通過するのは簡単なことではない。
運と技術が必要。

いつの間にか、到着。
数時間前までは海の中で波に洗われていたので、
整然としてきれいな砂浜。
悪天候のせいか、ほかの観光客はなく、貸し切り状態。
夏場のシーズンには大混雑することもあるそうだ。

浜から沖合を眺めると、
海の色が途中で変わっている。
深さの変化が影響するらしい。
晴天ならば、さぞかし素晴らしい風景だったろう。
残念。

海岸に戻ってしばらく歩くと、
石の門が。観光案内のよう。門の奥にテントが見える。
こうなると、当然のことながら好奇心で足を延ばす。

近づいてみると、
貝殻の加工品など雑貨・アクセサリー中心の
土産物屋さんだった。
見るとおばあちゃんたちがやっているようだった。

一軒で話を聞くと、80歳を超えるおばあちゃん。
もう10年以上ずーっとやっているとのことだ。
田舎でおばあちゃんと話すのは何となく楽しいもの。
つい長居しそうになる。
宿に帰ってこの土産物屋のことを話したら、
宿のおかみさんはこう言って笑った。
「あそこのおばあちゃん達は商売うまいんだから、
買い過ぎに注意しなさい」