2018おきなわマラソン出場のための沖縄遠征。
二泊三日の食べ歩きをご報告。

空路で那覇に到着したのが、マラソン前日17日の昼前。
モノレールに乗って街に出てさっそく昼食。
マラソンに備えてちゃんとおコメを食べようと沖縄料理店でカレーを食べた。
「豚豚カレー」といかにも沖縄らしい名前で750円。
普通にカレーだが、なぜかラー油入り。
そういえば、沖縄では「食べるラー油」があった。
ラー油がピリリとアクセントになってうまかった。
◇
那覇から路線バスで1時間少し揺られ、マラソン会場の沖縄市・県総合運動公園へ。マラソンの前日受付を終えて会場をブラブラ歩いていると、ズラリとパンの並んだテントがあった。地元名物の「なかよしパン」だ。どこかで聞いたことのある名前。マラソン前の栄養補給に、という呼びかけにつられて買った。通常価格は315円+税だが、特別価格ということで250円。枕に使えそうな大きさだ。クリームを挟んだふんわりパンで、山が八個。仲良く分けて食べるという意味で、「なかよしパン」という名がついたのだろう。1960年ごろから出回っているソウルフードらしい。柔らかくて甘いので食べやすい。午後のおやつにペロリと全部食べてしまった。成分表示をみると、1333キロカロリー。格好のカーボローディングになった。◇夕ご飯は米軍の嘉手納空軍基地の”門前町”、コザゲート通りへ。おコメの食べられる食堂を探して、この店にたどり着いた。日系ペルー人のシェフがいるペルー料理の店だった。ピカンテデカルネという名前の料理。牛肉、鶏肉、野菜を煮込んである。ペルー風カレーかな、と言ったら店の女の子が笑っていた。豆を多く使ってあるところがいかにも南米らしい雰囲気。それほど辛くなく、普通に食べた。900円なり。せっかくなので、ペルーの清涼飲料水「インカ コーラ」(230円)も飲んだ。日本のコーラのような刺激はなく、ちょっぴり甘かった。◇マラソン当日の昼食代わりには、地元スーパーで買ったイチゴ。1パック537円。胃袋も疲れているので、サッパリした果物がおいしい。ぺらりと平らげた。そして、夕食の後にも、また1パック買ってデザートに食べた。半日に二パックを食べた格好。◇夕食は中心商店街にある大衆食堂。地元の映画の舞台にもなったようで、店内は色紙や雑誌の切り抜きなどでにぎやかだった。この店に入ったのは、「沖縄そば」の垂れ幕があったから。ソーキそば、650円なり。左の調味料は「こうれいぐうすう」という名前。泡盛、島唐辛子などで作ってあるそうだ。「辛いので1、2滴だけ入れるのがいい」といわれて、その通りにした。特に辛さは感じなかった。沖縄そばの独特な食感を味わえて満足だった。◇マラソン翌日の朝食は、大通りに面したカフェのモーニングセット。カフェのモーニングだが、「パンは品切れ」とのことで、ご飯。ご飯の斜め後ろのお皿は、沖縄の郷土料理「ゆし豆腐」。豆乳ににがりを入れただけで固めてない豆腐。そういえば、マラソン中も沿道からの差し入れで食べた。体に良さそうな感じ。食後にはコーヒーを二杯飲み、セット540円はお得だった。◇夕食は大阪に帰る飛行機の中で空弁を食べようと思っていたが、売店では売り切れ状態。そこで、代わりに選んだのが、マグロかつサンド。888円。味は薄味だったが、分厚いカツで食べ応え十分だった。