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大分遠征記の続き。
別府駅近くのホテルから街を眺めると、どことなく親しみを感じる塔が見えた。
ランドマークの別府タワーだ。
昭和の雰囲気が漂い、どこかで見たことがあるような親しみを感じる。
よくみると、途中にある展望台部分が人間の顔のようにも見える。
 
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近づくと意外に大きく、どっしりとした存在感。
そして、前にも見たことがあると思える既視感は強まるばかり。
 
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タワーの正面入り口。
展望台は17階にあり、柱の裏にあるエレベーターで昇る。
展望台の入場料は200円。
(ところで、タワーなのにどうやって17階と数えるのだろうか?)
 
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エレベーターの中の看板を見て既視感の理由が分かった。
地元で見慣れた通天閣の「弟」だったのだ。
ゴツゴツした骨格がむき出しの素朴さなどよく似ている。
 
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展望台で見つけた掲示。
内藤多仲という名前は初めて知った。
どのタワーもそれぞれの街のランドマークになっている。
しかも、1955年生まれの私とは同世代だ。
親近感がわいてきた。
 
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飾らない雰囲気の展望スペース。
ほどよく殺風景なところが落ち着く。
手前のおじさんはイメージキャラクターの別府三太郎。
三太郎というのは、名古屋テレビ塔、通天閣に続く三男坊だから。
 
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真下の道路ではせわしなく車が行き交う。
 
 
 
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遠くに山並みが見える。
 
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間近に広がる海。
晴れていれば、綺麗なながめだろう。
 
ヒビの入ったガラスには、60年の年輪がうかがえる。
三太郎も私もお互いに60年も生きてきた。
色々と苦労があったよな、と声をかけたい気分だった。