大分県国東(くにさき)半島の国東市。
第28回仏の里くにさき・とみくじマラソンが開かれた。
JR杵築駅からシャトルバスで約45分。
ずいぶん奥まった所だなと思ったら、実は海辺だった。
港、神社、城跡などが集まる「富来(とみく)」が集まる富来地区。
富が来る縁起のいい「開運ロードとみくじ(富来路)」というそうだ。
この地域を舞台とするから「とみくじマラソン」。
宝くじが参加賞なのだそうだ。
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メーン会場の国東市営陸上競技場の体育館。
当日受付を済ませると、いきなり「とみくじ福引抽選会」。
さすがだ。
賞品には航空券もあったが、残念ながら私はドリンク一個。
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今年一番の冷え込みで、冷たい風が吹いていた。
スタートラインに並べられた鉢が風で倒れるほど。
最高気温は10度を超えたようだが、
風が冷たくて体感温度は10度未満。
時折、冷たい雨も風に混ざっていた。
ビニールポンチョを最後まで着たままだった。
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スタート後、すぐに海辺に出た。
この海は、たぶん瀬戸内海。
防寒対策に身を包むランナーが多い。
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しばらくして、のどかな田園地帯、山里に。
雲の隙間から太陽が顔をのぞかせたが、
すぐに隠れてしまった。
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私の出場したフルのエントリーは約900人。
そのほか、2㌔、5㌔、10㌔、ハーフ、ウオーキングも。
総勢約3000人だ。
複数種目の参加者が合流する場所も。
5㌔、10㌔のランナーと混ざり、
オーバーペースになった時もあった。
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コースで最も低い場所は海抜2m。
逆に最高地点は183m。
コースの高低差は181m。
手強い本格的な坂が三カ所あった。
折り返しの坂では、
上りの辛そうな姿と下りの軽快さが好対照。
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厳しい勾配の坂に徐々に近づくのは嫌な気分。
突然パッと目の前に現れてくれた方が気が楽だ。
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上り坂があれば、下り坂もある。
ほっと一息。
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コースの脇から下界(?)を見下ろす。
遠くに見える道を走るランナーの姿が小さく見える。
それだけ、自分が高い所にいるわけだ。
「よくぞ、ここまで上った」と自分を褒める。
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30km地点あたりからは基本的に平坦なコース。
田園地帯を黙々と走る場面が多かった。
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沿道の応援やエイドでは、
沢山のお母さんたちが励ましてくれた。
このお母さんは、
大会名物の応援案山子(カカシ)を動かしてくれた。
足で板を踏めば、紐を引いて案山子を動かす力作。
「ありがとう」と肩を揉んであげたら、喜んでくれた。
(疲れるのは足なのだけれど…)
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給水エイドの主力部隊はお母さんたち。
水、スポドリからバナナ、飴、オレンジ、
オニギリ、うどんなど色々もてなしてくれた。
寒さの中、防寒具姿で頑張ってくれた。
明るく、元気で、優しいお母さんたちありがとう。
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沢山、用意されたうどん。
「お代わり、どうぞ」との声に、遠慮なくお代わり。
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スタートした場所に、ゴールポストが立てられていた。
ゴールポストに向かう最後の直線を伴走する人もいた。
 
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沿道のエイド、応援、案内、警備で盛り立ててくれた皆さん。
冷たい風の吹く中、長い時間ありがとうございました。