
マラソン前日の14日夕、晩御飯のために海雲台の目抜き通りを歩いた。
すると、何とも地元感、人間臭さの漂う路地が目に入った。
見上げると、海雲台伝統市場という看板。
好奇心がうずき、足が進んでいた。

ほとんどが飲食店、食品店だ。
道の長さは200メートルぐらいだった。


港町らしく、魚が充実している。
◇

周囲に比べて、異様ににぎわっていた店。
中央で山盛りになっているのは、エビのてんぷら。
ほかにも山盛りの総菜が並ぶ。

手前から奥の天ぷらコーナーに並ぶおかずから好みのものを選ぶ。
その後、ご飯を追加し店内で食べる、あるいは弁当のように持ち帰るシステムのようだった。
店の仕組みに興味は引かれたが、天ぷらを食べたいとは思わずパスした。
◇

翌日のマラソンに備え、おコメをしっかり食べたかった。
この店のショーケースを見たら、好物があった。

細々としたおかずが付いているのも、韓国らしい。
キムチ鍋の辛さがご飯にぴったり。
期待通りの味で、予定通りご飯をお代わり。
お代わり含めて7000ウオン(約700円)だった。
◇

すると、鍋にたっぷり入った小豆色の汁が目に入った。
これは、たぶん……。

小豆のお粥、すなわちお汁粉だった。
中を頼んだが、出てきたのはてんこ盛り。
「これは食べ過ぎ」と一瞬ひるんだが、マラソン前なので自分に許可した。

食べてみると、米粒やお餅が入っていて、カーボローディングには最適。
ただ、ところが、しかし、お汁粉なのに甘くない。
当然ながら、辛くもない。
何とも淡白な味で、正直ちょっと拍子抜けだった。
決して、まずかったという訳ではないので、その辺は誤解しないでほしいが…。
◇

さて、こちらはマラソン当日の朝食。
前夜、キムチチゲを食べた食堂で作ってもらった海苔巻き(キンパプ)だ。
3000ウオン(約300円)
韓国でお馴染みのファストフード。
店のお母さんに「早朝、マラソン前に食べたい」と事情を話して持ち帰りにした。
「冷蔵庫で保管して」という注意を守って、しまっておいた。
「キンパプが冷たくなるので、一緒にラーメンも食べたら」との助言にも従った。

みそ汁代わりにしたカップ麺。
前夜、ホテル近くのスーパーで買った。900ウオン(約90円)。
朝から辛いラーメンでお腹の調子を崩したらまずいと、薄味のうどんにした。
キムパプとの食い合わせも良く、マラソンに備えた朝食をきちんと食べられた。