短期間だけれど、シドニーの街を歩くと、面白い店に出合った。

中心街を歩いていて、思わず足が止まった。
どこかで見たような構図。オーストラリアでも同じ言葉があるのだろうか?
見ざる、聞かざる、言わざるという三匹が並んでいた。

「3 Wise Monkeys Pub」。直訳すれば、「三匹の賢いサル」といったところだろうか。

東京の都心でも見かけたことがある。

銀行店舗跡のレトロビルディングをPUBに切り替えたのだろうか。
実際に入店して、もっと詳しく知りたかった。
◇

歴史を感じさせるレンガ建て、しかも「MARKET CITY」という名称には好奇心がくすぐられた。

一歩中に入ると、まるでワンダーランド。
頭上の選択棒にまで商品をぶら下げるボリューム感。
衣類から玩具、土産物など様々な商品が並ぶ雑多性。
韓国の市場(シジャン)を思わせるような活気と多少のいかがわしさがある。
庶民の生活と密着した場所なのだろう。
左の奥では、宙に浮くカンガルーの姿が目を引いた。

「これだ!」。
一歳半の孫の坊ちゃまへのお土産に迷わず採用した。
値段は10豪ドル(約900円)。
庶民の市場らしい手ごろさだった。



婦人下着の店と青果物売り場が向かい合う雑然さが面白い。

きっと、安くて新鮮、なのだろう。


「こんな店まで」と驚いた。

ファストフードの店もある。
写真は撮らなかったけれど、カフェもあり、ホットコーヒーは3.8豪ドル(約340円)。
シドニー滞在中、4豪ドルより安いコーヒーはここだけだった。