4月15日(土)
穏やかな気候の週末。
残り少ないお花見シーズンを楽しもうという人も加わって、お城は早朝から賑やかだった。
そんな中、様々な被写体に向けてカメラのレンズを向ける人々がいた。

池の脇の大きな灯篭のそばに立つ白いドレスの女性。
話し言葉から類推すると、おそらくは中華系の旅行者の方だ。
池のこちら側では本格カメラを構え、右手奥では光の反射板を持つ人の姿が。
こんな本格的な撮影風景も最近では、結構見かける。
雑誌やポスターなどPR用の場合もあるかもしれないけれど、
観光の記念写真もグレードアップしている。
観光か、PR用かと考えながらそばを通る。

えっ、こんなところで。
お城の中や外をグルグル走っていると、思わぬところでカメラを傾ける人に出合う。
そばによると、結構いい風景が目の前に広がる。
天守閣は一年中変わらないけれど、花、川、天気は日々変わる。
そして、時として美しく調和した光景を生み出してくれる。
広いお城には、まだ知らない”美”が沢山あるようだ。

木立の中で、同好の士たちが声をかけあっていた。
ここぞという場所に三脚を立て、カメラを構える、そして待つ。
お城の木立は鳥愛好家たちの格好の撮影場だ。
鳥を刺激しては申し訳ない、と多少息をひそめて走り抜ける。
半そでTシャツでも、しっかり汗をかいた9.33km