4月9日(日)
週末は栃木県の宇都宮市に遠征した。
約15年前、宇都宮で暮らし、働いていた。
思い出の地で開かれるマラソン「ミヤラン」に出場した。
街の環状道路を走って中心商店街に至るフルマラソン。
歩道、生活道路など日常の道を走り、
赤信号では止まるという”各駅停車”の旅。
タイムは関係ないと割り切れば、一種の街探検気分。
雨が降り続いたけれど、クールダウンの効果があった。
ランニング・イン・ザ・レインの達成感は心地良かった。
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スタートとゴールは、中心部の宇都宮城址公園。
フルの部の参加者は約800人。
20人前後のグループずつ時差でスタート。
主催者は「時間を競い合うレースでない」、
と繰り返しアナウンス。
ポストの上に「ゴール」の文字があるのは、
このポスト目指してランナーがゴールするため。
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参加資格は「交通ルールを守って楽しく走る人」。
赤信号では止まり、青に変わるまでちゃんと待つ。
その間にストレッチしたり、休んだり。
正確に数えたわけではないけれど、
30~40カ所の信号で止まった気がする。
普段は信号無視してしまいそうなタイミング、場所でも、
この日は100%遵守した。
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競り合うより、きちんと縦に並んで走ることを大切にする。
タイムや順位を争う大会ではないからこその気持ち良さ。
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工事中で舗装の剝がされた砂利道を走る。
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エイドでは地元の名物スイーツでおもてなし。
アイス、シュークリーム、ゼリー、どら焼きなど色々あった。
これは生サブレ。
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ちょうど桜が満開。
雨に煙る満開の花もいいものだった。
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エコ志向で簡素な大会を目指し案内看板も無し。
その代わり要所要所では人が道案内。
かっぱ姿で路上に立つ人の姿をたくさん見た。
エイドの人も含め、
雨の中お世話をしてくれた皆さん、どうもありがとう。
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一番うれしかったおやつは、イチゴのとちおとめ。
ポリポリと幾つもいただきました。
同時に、この写真で注目してほしいのは、
左のランナーが手に持つ青いコップ。
大会では、独自のゴム製携帯コップをランナーに配布、
給水に紙コップを使わなかった。
このため、エイド周辺の道に紙コップが散乱しなかった。
気持ちのいい光景だった。
考えようによっては、こうあるべきなのだと思う。
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家に持ち帰った携帯用コップ。
折りたためば右の蓋の中に納まる。
どこかの別の大会でも使ってみようか、と思う。
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横断歩道が無ければ、歩道橋を駆け上る。
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40kmを過ぎ、中心商店街のオリオン通りに。
宇都宮で暮らしていた頃は、
毎日のように足を運んだ。
多くの人と知り合い、付き合い、
イベントで演奏もさせてもらったりした。
思い出の場所への凱旋でもあった。
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買い物客らを避けて商店街の中を走る。
寄り道して、知り合いの店を表敬訪問。
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商店街を抜けてまもなく城址公園に到着。
信号待ち、エイドのスイーツ、
寄り道などで結構時間がかかったけれど、
気分的にはそれほど長く感じなかった。
旅の新鮮さや里帰り的な懐かしさなどm
色々な楽しみもあったからだろう。
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ゴールでは、かっぱ姿の応援団がお出迎え。
悪天候の中だっただけに、
一段と盛り上がったかもしれない。
 
この大会は今年が6回目だが、参加は初めて。
これまでは、スイーツを食べながらのんびり楽しく、
という遊びのイメージだけを持っていた。
実際に走ってみると、きちんとした「志」を感じた。
交通規制で車を止めることもなく、
紙コップなどで道を汚すこともない。
看板、ポスター、会場設備、ゲストなどで、
経費を増大させることも避ける。
地域と共存しかつ継続できる大会を目指しているのだろう。
そして、雨でも一生懸命お世話してくれた人々に接した。
皆で大切に育てていきたい大会だと思う。