今回の釜山&慶州遠征は二泊三日。
従って夕食は二回。
偶然にも二回とも、今まで経験のなかった方式の店で食べることになった。
こういう発見があるからこそ旅は楽しい。

マラソンの前日受付会場近くに食堂らしき建物を見つけた。
メニューの掲示などもなく、ちょっと不安だったが、自分の勘を信じて入店。

食事をしたいけれど、どんな料理があるのか、と尋ねると、
「料理はできない。肉を買ってください」との返事。
確かに精肉店のようなショーケースが店内の中央にあった。
よく聞いてみると、肉を自分選んで買い、焼いて食べるのだという。
一種のセルフサービスのようなものだ。


勧められた肉二種類を合計400グラム買った。
結構、上等な肉のようで、合計51800ウオン(約5000円)。
念のために補足すると、家人と合わせての二人分。

肉を焼く炭火のコンロは店が用意してくれた。
ご飯、味噌チゲ、漬物類などの値段は合計15000ウオン(約1500円)
二人で約7000円の夕食。
久し振りにご飯をお代わりし、満腹。
味も上々で、満足できた。
◇ ◇
二日目の4月1日(日)は釜山。
家人が何故か、タコを食べたいと言い出した。
港町の釜山なので水産物が旨いだろうと思ったようだ。
そこで、ホテルのフロントに「近くで海産物を食べられる場所は?」と尋ねた。
すると、チャガルチ市場を教えられた。
ホテルのある釜山駅からは、地下鉄で三駅の近さだったので、すぐに出陣した。

ホテルにあったガイドブックによると、韓国一の水揚げ量を誇る水産市場。
日中は一般客を相手にしているので、地元の客や観光客でにぎわうという。


ビルの一階には売り場がずらり。
元気のいい、オバサンに聞くと、
ここで魚を買い、二階で好みの調理法で料理してもらうのだという。
これまた、初めての経験だった。

まだ生きた状態で、クネクネ。
一匹3万ウオン(約3000円)。

こちらもまだ生きていた。
2万ウオン(約2000円)。
近くにいたお嬢さんがタコとアワビをバケツに入れ、二階に連れて行ってくれた。
二階の店の店員さんだったのだろう。

だだっ広い二階には、多くのテーブルが並んでいた。
一定の区画ごとに料理を受け持つ店が決まっているようだった。
酒類も提供していおり、飲み、食い、語り合う人々が多かった。
屋台村のような喧騒があった。

腰があってうまかった。

新鮮なので弾力があるのか、嚙み切るのが一苦労だった。
料理代や御飯、飲み物などの料金は34000ウオン(約3400円)。
タコ、アワビと合わせると約8000円となり、一人当たり4000円。
面白い場所を訪ねた喜びも加えると、十分元を取ったと思う。
