沖縄を訪ねると、どうしても戦争を意識する。
今回は、那覇市の南西、豊見城の丘にある「海軍豪公園」を訪ねた。
昭和19(1944)年に日本海軍によって掘られた地下壕の司令部跡だ。
米軍の艦砲射撃が激しくなる中で持久戦をするための施設だった。
そこまで追い詰められていたにも関わらず、戦いを止めなかったという事実の重さを感じた。





まもなく地下壕に到着した。

壕は全体で450メートルほどに達するという。
現在、300メートルが公開されている。

戦時中によくぞ作ったものだ。


例えば、下士官室。
一人用の個室ではない。

下士官室の床には、こんな説明書きがあった。
想像するとぞっとする。
◇ ◇
所変わって、摩文仁地区にある平和祈念公園。

名前を刻まれた人は今年の6月現在で24万人に達した。

よく見ると、府県別に名前が刻まれていた。
郷土の人々が刻銘されている場所に立ち寄ったのだろう。

塔の前で平和を願う歌を合唱している学生たちもいた。
戦跡の前で、学生服の青少年たちの真剣な表情を見ると、少しほっとする。