
11月20日(日)
未明にも雨が降ったのだろうか、
珍しくお城に朝もやがかかっていた。
お城の玄関口、大手門に至る道の灯篭が心持ちロマンチックに見えた。
行き交う人々の姿も、どことなくおぼろげ。
しばしの幻想的な時間をいつも通りに走り抜ける。
以前、茨城に住んでいるときは、よく朝もやに包まれたものだ。
日本で二番目に大きい湖、霞ケ浦に近かったせいだろうか。
そんな思い出が頭の片隅をよぎった。
ウインドブレーカー、手袋の完全武装で汗びっしょりになった7.03km。温度計は16度だった。