
朝6時過ぎ、ラジオ体操の放送が始まる前のひととき、
天守閣広場に集まった人々は思い思いに時を過ごす。
合唱する人、踊る人、ストレッチする人、走る人……、そして和やかに朝食を囲む人たちもいる。
西側にある小高い一角にはベンチがあり、西の丸庭園や市街地のビル群を臨める。
木立が日陰を作り、時折風も吹く。
お弁当を広げながら、楽しそうに語らう様子は、風景と調和している。
お城(キャッスル)が人々の生活に溶け込んでいることが改めて分かる。
木陰を求めて蛇行を繰り返した7.21km