第3回奥尻ムーンライトマラソンのため、
初めて北海道・奥尻島を訪ねた。
6月17日(金)の夜から19日(日)夜まで
二泊三日のせわしない旅だった。

JR札幌駅の時計は23時21分。
日付が18日(土)に変わるのも目前だった。
この時刻には函館で眠りについているはずだった。
当初は、この日午前、伊丹からの直行便で函館に到着、
大会当日の18日空路奥尻島入りする予定だった。
ところが、この日に急きょ、東京出張が入った。
そこで、夜に羽田から新千歳に飛び、
18日に札幌から奥尻に向かうルートに変更した。
東京での仕事を終えて夜7時過ぎに羽田に入ったが、
飛行機が遅れ、結局この時間になった。
仕事のために予定外の時間と労力とお金を使うことになった。
函館で半日のんびり遊ぶ計画もあっけなく吹き飛んだ。
サラリーマンの宿命だろうか。

一夜明けた18日、空路、函館経由で奥尻に入る。
飛行機は地元の北海道エアシステム。
JR札幌駅前からバスで約30分の丘珠空港から出発だ。
ちなみに、この空港は「おかだま」と呼ぶそうだ。
最初は読み方が分からなかった。

飛行機は乗客36人乗りのプロペラ機。
10時半に出発して30分後、函館に到着。約30後に奥尻に飛ぶ。
最初の計画ではこの飛行機に函館から乗る予定だった。
久しぶりのプロペラ機はカタカタという微妙な振動が心地良かった。

函館から約30分、
スタート地点の丘珠からは約1時間半で奥尻島に到着した。
定期便は函館との間で一日一便だけ。
人口2800人の離島には、欠かせない交通手段だろう。
空港には大会のシャトルバスが迎えに来てくれた。

バスに揺られること約30分、
マラソン会場の海洋センターに着いた。
マラソンスタートの午後3時までは、残り二時間弱。
大阪→東京→札幌→奥尻という前日から移動続きだった。
この後によくぞフルマラソンを走り切った、と我ながら感心する。
◇ ◇
19日(日)の昼には、再び奥尻空港に。
函館、羽田を経由して、大阪まで飛ぶルートだ。
ANAの函館ー伊丹直行便は一日一便しかなく、
奥尻からの便が間に合わない。
そこで、、羽田経由で遠回りすることになった。

奥尻空港の出発待ちロビーには、
サービスのミネラルウオーターがあった。

ラベルを読むと「神聖な水」だとか。
ありがたくいただきました。

一泊二日の滞在も正味は一日。
あっけない旅だった。

上空から見ると、海の綺麗さが改めて分かった。
奥尻の海の美しさを例える「奥尻ブルー」
という言葉があるそうだ。

空から眺めた奥尻島。
小さく、そして平地が少ない。
暮らすには苦労も多いのだろう。
また、いつか来ることがあるだろうか。

函館空港に到着したのは午後1時ごろ。
ターミナルビルに出店している老舗の函館ラーメンを食べた。
塩味の「トラピストらーめん」(950円)なり。
サッパリした味で美味しかった。
もともとはトラピスト修道院のバターを使っていたことから、
この名前が付いたそうだ。

羽田では18時の伊丹行に乗り換えた。
晩御飯は空港売店で買ったシウマイ弁当。
羽田空港でも売れ筋になっているようだ。
いつもながらの安定した味。
今回の遠征は、マラソンそのものよりも、
行き帰りの道中に体力を消耗したかもしれない。