北海道南部の離島、奥尻島。
6月18日に第3回奥尻ムーンライトマラソンが開かれた。
島の約60%がブナの原生林で、
人口約2800人という小さな島を約450人が走った。
私はフルに出場。
フルのエントリーは約190人だった。
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スタート会場の海洋研修センター前。
午後3時の号砲を前に準備運動のエアロビクス。
海を背景に彩り豊かなウエアが鮮やかだった。
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号砲直前のスタート地点。
大都市のマンモス大会とは違う、ゆったり感が漂っていた。
私も運営スタッフとおしゃべりしたり、ウロウロ歩いたり……。
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まずは右手に海を見ながら走る。
景色を楽しむには生憎の曇り空。
青空が広がっていれば、海も輝いていただろう……。
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折り返すと逆に海は左側に。
道は広くランナーは少ない。
20kmにも達しない内に、ランナーはばらける。
孤独に走る雰囲気になる。
しかし、沿道の応援が素朴で、熱心で、温かい。
とても励みになった。
「ありがとう」と答えたり、手を振ったり、
笑いを狙っておどけたり……。
応援してくれる人には、こちらも精一杯反応した。
自然にそうしたくなった。
自分でもちょっと不思議に思った。
とても、いい雰囲気だった。
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スタート地点の少し南まで走ると観光名所の「なべつる岩」。
自然の浸食で中心部が空洞になった奇岩。
島のシンボルでもある。
立ち止まって記念写真を撮るランナーもいた(私も)。
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30kmを過ぎたあたりから徐々に薄暗くなり、
沿岸には漁火が並んだ。
エイドの人に聞くと、
漁ではなくマラソンを盛り上げるために船を出してくれたそうだ。
ありがとうございました。
確かに、海から声援が聞こえた。
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曇り空の上、時間も早く月明りは浴びられなかった。
でも、漁火の雰囲気は十分楽しんだ。
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ゴール目前。
数百メートル北に戻って、写真右にある漁港に駆け降りる。
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ゴールでは名前を読み上げられ、拍手で迎えられる。
位置はちょっと高いけれど(笑)、ゴールテープもあり、
坂道を下る惰性でさっそうとゴールインした。
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エイドでは、何故か沖縄・伊平屋村の黒砂糖も。
伊平屋島はムーンライトマラソンの元祖。
ムーンライトマラソンを開く離島同士で交流しているそうだ。
大会には伊平屋村の村長も来賓として参加、
ランナーも出場した。
北と南の離島同士の爽やかな交流だ。
◇     ◇
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午後8時からはゴール近くで表彰式&後夜祭。
北海道同庁所在地名のメーカー提供のビールで乾杯。
ここでは、島の自慢の味のおもてなしが続々。
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まずは、フルーツポーク丼。
果物を食べた豚の肉だそうだ。
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海の幸の焼き物。
さりげなく、アワビが二つも入っている。
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特産品、ウニのウニ汁。
島のワイン、お酒やソフトドリンク、ビールと盛りだくさん。
ごちそうさまでした。
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走っているときは、まだ見えなかったけれど、
表彰式&後夜祭の頃にはお月様も顔を出してくれた。
過去二回の大会は雲に隠れていたが、
三度目でようやく登場したと関係者は喜んでいた。
◇  ◇
会場で、エイドで、沿道&海からの応援で、
そしてお世話になった民宿で、
島の皆さんの熱意と温かさを感じました。
人口2800人というと、
半分以上の人がマラソンを支えてくれたのでしょう。
奥尻島の皆さん、本当にありがとうございました。