洞爺湖マラソンから一夜明けた5月16日(月)の朝。
まだ何となく疲れの残る体を引きずりながらホテルをチェックアウト。
大阪への帰路に発った。
JR東室蘭駅の売店で見かけた駅弁に思わず手が伸びた。
その名も「母恋めし」。
母親孝行が不十分だったという後悔を持っている不肖の息子の感傷を刺激した。
暖かさを感じさせるピンクの包装もにくい演出だった。
一個1058円だった。
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レジで予想外の出来事が起きた。
レジ打ちの際、この弁当を「ぼこいめし」と読み上げていた。
へえ~、「ぼこい」と読むのか。

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列車の中で包装を解くと、中のラベルに「母恋駅」とあった。
実在の駅名から取った名前なのだ。
実は室蘭本線母恋(ぼこい)駅の駅弁だった。
語源はアイヌ語の「ポク・オイ」。
ホッキ貝の沢山ある場所という意味だそうだ。
この言葉と室蘭の民話が重なり合った「母恋」という駅名が誕生したらしい。

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パックを開けると、コンパクトに食事が詰まっている。
地元の郷土料理コンクールの最優秀作「母恋めし」をもとに、
お母さんの味をイメージして作ったという。
おにぎり二個、薫製卵、漬物、チーズが入っていた。

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おにぎりはホッキ貝と茸の炊き込みご飯。
二つのうち一つはちゃんと貝殻に入れてある。

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ホッキの形が独特で、ちょっと取っ付きにくい感じ。
でも、食べてみると御飯にしみ込んだ味が優しい。
ホッキのコリッとした触感も面白い。
味わい深い。

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薫製卵は一口サイズ。

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チーズも丹念に作った感じだった。

◇     ◇
久しぶりに旅情あふれる駅弁に出合った。
ネットで検索すると、駅弁の製造元も興味深い。
チャンスがあれば、母恋駅を訪ねてみたい。