第8回 究極の清流 海部川風流(ふる)マラソンに出場した。
人気の高いマラソン大会として知る人ぞ知る存在だ。
昨年も出場したかったが、日程が合わずに断念
今年は、ようやく念願を果たした。
そして、走ってみると……
もちろん走るのは辛かったが、
同時にとても楽しい42.195kmだった。
広くて爽快な景色の中を澄んだ風に吹かれながら、
伸び伸びと走ることができた。
大会の運営、応援で支えてくれた人々は明るく、優しかった。
大阪から徳島県海陽町への行き来は時間がかかり疲れた。
でも、それだけの価値は十分にあった。
出場して良かった。心底、こう思っている。
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メーン会場は、まぜのおか蛇王運動公園。
様々な運動施設や展望台などが整備された場所。
写真中央を真っ直ぐ進むと海を見す展望台がある。
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展望台からは穏やかで広い海が見えた。
海陽町は徳島県最南部で、東側は海岸線。
西にある丘陵地帯から清流、海部川が流れている。
2006年に三町が合併して誕生したが、
今年1月現在の人口は9994人にとどまる。
海部川マラソンを知るまでは町のことは知らなかった。
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大会はフルの部一本で、定員は2000人。
人数を絞ってあるので、
出走前準備やコースでの混雑などのストレスが無い、との評判。
さすがに、スタート前は整列はにぎわっていたが、
走り出せば、すぐにさばけた。
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しばらく走って街を抜ければ、
山並みと清流、海部川の素晴らしい景観が広がった。
しかも、コースの道路は最初から最後まで、ランナー専用。
車を気にせず、伸び伸びと走れた。
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思わず立ち止まって、眺めていたくなる風景。
大きく深呼吸をして、背伸びをしたら気持ちいいだろう。
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清流は迫力も満点。
景色をキョロキョロ見ていて、
和歌山の時のように転んではいけない、と気を引き締めた。
今回は転びませんでした。無事これ名馬。
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清流には、鯉のぼりが似合う。
マラソンの応援のために時期を繰り上げてくれたのだろうか?
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奥に向かって緩やかな上り坂。
それなりにアップ・ダウンもあったが、適度な刺激だった。
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地元少年少女応援団の明るく元気な声援もうれしかった。
コース前半では幼稚園児~小学年低学年、
と思える子供たちの応援団が大声援。
ハイタッチの列が延々と続いて、びっくりし、感激した。
差し出される手に吸い寄せられるように足が進んだ。
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少年少女たちを中心とする応援の踊り。
飛び上がって喜びを表現したくなる雰囲気があった。
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野球場のグラウンドに設営されたゴール。
何度もテープを用意してくれ、
アナウンスで名前を読み上げてくれた。
 
おもてなしも充実。
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エイドで出された、名物のういろう。
おばちゃんがわざわざ包装を解いてくれた。
このほか、おにぎり、チョコ、しるこ、温かいスープ、
トマト、バナナ、パンなど色々いただきました。
ご馳走様でした。
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ゴール後にご馳走になったうどん。
文句無しにうまかった。
伊勢えびの味噌汁もあったけれど、
帰りのバスの時間があるので、諦めた。
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参加記念品は地元産品やタオルなど色々あった。
特にうれしかったのが携帯ストラップ。
自分のゼッケン番号が書かれていた。
まさに世界で1つのストラップ。
いい記念になりました。
 
最後になりましたが、
海陽町の皆さん、お世話になりました。
とても、素晴らしい時間を過ごさせていただきました。
ありがとうございました。