イスタンブールの観光地で痛ましい爆弾テロが起きました
テレビの映像では見た記憶のある風景が流れ、一層心が痛みます
同じ様な事件が繰り返されないことを祈るばかりです
そんな思いを込めながら、今回の遠征記を終えたいと思います
最終回は、イスタンブールで見た「日本」です
 
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街角に立つ映画宣伝の大看板
どこかで見たことのある顔が並んでいた
日本・トルコの合作で年末に封切りとなった「海難1890」のPRだ
明治時代に日本で遭難したトルコ軍艦の乗組員を漁民らが救援
これを契機に両国の間に友情が生まれたことを描いている
私の滞在中にトルコでも封切り
街角の看板、テレビのCM、路線バスの車内CMなど様々な場面で映画の宣伝を見た
親日的として有名なトルコで、日本への関心がさらに高まっているかもしれない
 
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ボスポラス海峡沿いの街にある真新しい地下鉄駅
 
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柱にはトルコと日本の国旗入りの銘板が飾られていた
日本とトルコの友情の証(記念)、と記されている
 
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この地下鉄は2013年10月に開業した「MARMARAY(マルマレイ)」
ホームには事業を説明する掲示が立っている
 
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マルマレイはボスポラス海峡を海底トンネル(約13.6km)で横断する
鉄路で海峡を横断するというトルコの永年の願いをかなえた
日本の大成建設が事業に参画して実現に一役を買った
日本の協力を象徴するビッグプロジェクトでもあった
 
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日常の食生活にも「日本」が徐々に伝わっている
スーパーの店頭で日本の食品に出合った
 
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「東京たくあん」
日本人は思わず首をかしげるネーミングだが、
やはりトルコの多くの人にとっては、日本=東京なのだろう
 
 
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まあ、そばが好まれるのは不思議ではない
 
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でも、袋の裏を見てびっくり
料理法の説明では、いつのまにか「うどん」に化けている
 
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寿司を食べられる店もあるようだし、わさびが店に並んでいても当然か
 
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最後に、特に意味は無いけれど、「絵になる」と思えた風景を3枚
 
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夕日の刺す海辺
 
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裏通りには秋が似合う
 
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街角の花売り、というより街角の花壇に見える