天草マラソン以来三週間ぶりの大会は、
三重県伊勢市の「お伊勢さんマラソン」。
大阪から電車で約二時間という便利さ。
まだ伊勢神宮に行ったことが無いという好奇心。
そして、たまにはハーフもいいな、という怠け心(?)。
マラソン未経験の三重県を制覇したい。
そんなこんなで初めて参加した。

最初に出合ったのが、交通渋滞だった。
会場最寄駅の五十鈴川駅から、
会場へのシャトルバスに乗ると、とたんに牛歩となった。
マイカーは会場から離れた駐車場に入る段取りだった。
ところが、途中の道があふれて、
シャトルバス優先道にまであふれたようだ。
割を食ってシャトルバスまで遅れた格好。
実行委員会の臨機応変な対応で大事には至らなかったが、
この余波で5kmの部のスタート時間は変更。
マイカーで参加すれば楽だろうけれど、
混雑を招くのは目に見えている。
何で、安易にマイカーを利用するのだろうか。
出来る限り公共交通を利用するべきだ、といつも思う。

エントリーはハーフ5700人、5kmの部2600人。
メーン会場の県営サンアリーナは大賑わいだった。

朝は曇り空だったが、スタートの9時には青空が広がった。
雲が綺麗だったので、思わずシャッターを切った。

5km地点頃までは、高速道路の伊勢自動車道を走る。
整備された道なので走り易い。
折返しコースなので、レース終盤もこの道を戻る。

レース中盤は、伊勢神宮内宮周辺を回る。
内宮前を流れる五十鈴川にかかる浦田橋を往復する。
内宮の外枠にちょっと触れたような感じ。

門前町といえる「おはらい町通り」を駆け抜ける。
あの赤福の本店前も通過。

参拝客、観光客たちの声援も受ける。
多くの人に注目を浴びるためか、思わず走りに力が入る。

丘の上にある倉田山公園に上ると、この碑があった。
三重県伊勢市は野口みずき選手の出身地だった。
ちなみに、野球の沢村栄治も伊勢市出身のようだ。

頑張れ、ガンバレ、がんばれ。
ピンクのお揃いの帽子を被ったオカンたちが、
沿道で熱心に応援してくれた。
オカンの応援は暖かくて、力になる。
ピンク帽子は、どういうグループの目印なのだろうか?

ゴールへは、後ろに見える高速道路から駆け降りる。
下り坂の加速度を生かして駆け抜ける。

ゴール後にもらったチケット。
左は、会場前広場の物産展のサンプル引換券6枚。
右後ろは、赤福(2個)とドリンク1本の引換券。
右前は、広場の飲食ブースなどで使える買物券(500円相当)。
このほか、赤鮮やかなフィニッシャータオルももらった。
ハーフでもあり、エイドでの「食」のおもてなしは無かったが、
お得感は十分。

昼時ともあって地元グルメの店などが並ぶ広場は大賑わい。
何を食べたかは、改めてご報告。
☆ ☆
朝、シャトルバスが渋滞に立ち往生した時は心配したが、
会場に着いてからは円滑な運営でほぼストレスなし。
コースも名所と高速道路をうまく組み合わせてあった。
楽しく走り易かった。
大会を支えてくれた関係者の皆さん、ありがとうございました。