消炎スプレーサービス、選べる参加賞、ゴール後のおもてなし。
第10回天草マラソンでは、人々の暖かい心遣いを感じた。
私たちが走りながら堪能した風光明媚な風景は、
地元の人たちが守っているもの。
その景色をランナーに楽しませるため、
貴重な道路も長時間使わせてくれた。
コースは大小の起伏に富んでいたが、
曲りが少ないなど走り易かった。
参加費5000円で、フル制限時間7時間という敷居の低さ。
完走メダル&タオルは無いけれど、いい思い出が残った。
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大会前日の14日夕に訪ねた受付会場の体育館。
ゼッケン、記念Tシャツを受け取ると、
そのまま、参加賞配布と抽選会のコーナーへ。
 
参加賞は菓子、食品、酒類、海産物など地元11品目から一つ選ぶ。
抽選コーナーは天草市外からの参加者限定。
どちらも外からのお客さんに対する歓迎だ。
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選べる参加賞ではドレッシングと醤油のセットを選択。
抽選では「こっぱもち」(サツマイモを煮干しした餅)を貰った。
地域色あふれる品々だった。
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当日の荷物預け用の収納袋が置いてあった。
容量が大きくて使いやすそう。
着替えなどで荷物がかさむ遠来者には便利だ。
中央の白い部分にゼッケン番号を書くが、
紙の下に番号が透けて見える。
前回あるいは他の大会で使った袋の使い回しなのだろう
そんな手造り感に親しみを感じた。
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レース当日、体育館の床にはランナーの荷物が並んだ。
4000人という規模だから可能なのかもしれないが、
余裕があって何となく安心感を覚えた。
スタートは隣の道、ゴールはその道を挟んで向かい側の運動場。
導線も効率的だ。
 
◇     ◇
エイドはフルで11カ所。ほぼ4kmに一カ所の割合。
覚えている限り、どこも水・スポドリ、
補食そしてあるものの三点セットが用意されていた。
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補食で最も印象的だったのが、この「タコまん」。
「ここでしか食べられないよう~」、
という掛け声に魅かれて手を伸ばした。
肉まん、あんまんの肉やあんの代わりにタコが入っている。
出来立てなのか、温かく、とてもおいしかった。
思わず「うまーい」と叫んでしまった。
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素朴な一口サイズのおにぎり。おいしかった。
 
そして、エイドで感激したのが消炎スプレー。
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どのエイドでもテーブルあるいは椅子の上に、
まとめて置いてあり、自由に使えた。
30kmを過ぎてからのエイドでお尻と脚に吹きかけたら、
気付け剤の代わりになった。
 
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ゴールの運動場には地元飲食店の模擬店がズラリ(右側)。
買ったものは左のテントの休憩所ですぐに食べられる。
 
しかも、ランナーには受付でゼッケンとともに、
500円分の買い物券が渡されていた。
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模擬店以外でも市内の指定店では利用できる。
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まず、300円分を使って、地元のシモンうどんを食べた。
シモンとはブラジル原産の白さつまいも。
このシモンの葉の粉末を小麦粉に練り込んだうどんだ。
腰のある食感で結構いけた。
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残りの200円分に100円を足してかき氷。
南国らしいマンゴー味を頼もうと思っていたが、
順番待ちの前の二人がいちごミルクを頼むのを見ていたら、
つられて右へ倣えした。
 
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受付会場の体育館で見かけたポスター。
確かに、サンタ帽が目に付いたし、
服も含めた仮装も見かけた。
天草で「世界サンタクロース会議」が開けれたこともあるそうだ。
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記念Tシャツも赤い色で、サンタさんのイラスト付き。
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エイドでも陽気なサンタさんが応援してくれた。
 
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私は旅ランを満喫させてもらいうれしかった。
ただ、一方で地元への影響が気がかりだ。
連れは私のレース中に観光していたが、
いつになく路上駐車が多くてバスの運転手が苦労していたそうだ。
大半がマイカーで駆けつけたランナーのものと思われる。
レース終了後は熊本に向かう幹線道路が大渋滞。
私は夕方に隣の島まで路線バスで移動したが、
渋滞で一時間近く遅れた。
こうした路上駐車や渋滞を迷惑と感じている地元の人は、
少なくない気がする。
レース中道路の利用を制限されて困った人もいただろう。
コースを借りて楽しませてもらうのだから、
ランナーは地域にちゃんとお礼をしなくてはいけないと思う。