5月16日(土)
福井県で「第4回東尋坊 愛のマラニック」に出場した。
コースは東尋坊と白山平泉寺(へいそんじ)を結ぶ東西路。
往復(103km)と片道(52km)の二種目で、私は片道5の部。
東尋坊の由来は、平安時代にさかのぼる。
平泉寺の暴れん坊僧、東尋坊が突き落とされたからとされる。
一方で、真柄覚念という僧と「あや姫」をめぐる恋敵であり、
真柄覚念と仲間に岸壁から突き落とされたという伝説もある。
こうした背景から「愛」をテーマとしたのだそうだ。
エントリーは二種目合わせて約380人。
田園地帯、川岸、街中と様々な場所を黙々と走った。

52mの部は朝9時、平泉寺スタート。
スタート前にはランナー一人一人が風船を持ち、
「愛のメッセージ」を書いた短冊を付ける。
(環境に配慮するため、紙は石灰を使った紙、
風船は水に溶ける素材を利用したという)
往復組は5時に東尋坊をスタートし、ここで折り返す。

9時、お寺の鐘の音を合図に、
「愛してるよ」の掛け声とともに風船を飛ばす。
そして、スタート。

まず、杉木立の坂を1kmぐらい(高低差約200m)下る。
いきなり下り坂で、どうしてもペースが上がり気味。
この坂の途中で、往復の部の先頭ランナーとすれ違った。
彼は、既に50km走ったのに、勢いよく駆け上っていた。
すごい!!

坂を下りると、のどかな田園地帯に天守閣が見える。
地元の実業家が1992(平成4)年に建てた。
「勝山城博物館」という名前だ。
高さは57.8m。
現存する国内の城の天守閣と比べると一番高いという。

レースは公道を普通に走る。
信号が赤になれば止まり、
青になればまた走りだす。

スタートから20km位までは、
福井県の代表的な河川、九頭竜川に沿って走る。
広い川を横断する鯉のぼりに心が和んだ。

地元ローカル線、えちぜん鉄道とすれ違う。

大麦の実って黄金色になった風景、
いわゆる「麦秋」が、そこかしこで見えた。
減反によって麦の作付が増えたという。

九頭竜川河川敷の砂利道も走る。

川すれすれの川岸もコース。
小雨、霧雨、曇りという天気だったの良かったが、
本降りだったら……

行先を指示してくれる案内表示。
ランナーがばらけて”独走状態”の時が多い。
迷子になる心配もあった。
表示の間隔が空いたときは、
少し心配になり、見つけるとホッとした。
見逃さないために、走行中は気が抜けなかった。
≪続く≫