4月5日(日)
「全国屈指のフラットコース」という、
キャッチフレーズのさが桜マラソン。
3月のソウルマラソンでの快調な走りを引き継いで、
一気にタイムを短縮させよう。
そんな野心を胸に佐賀市に向かったものの、
自らのミスと思わぬ落とし穴で散々な結果。
マラソンは甘くない、と改めて感じた42.195kmだった。

スタートは佐賀県総合運動場前。
周辺のサクラは既に花びらがまだら模様。
でも、主催者の一人は、あいさつで
「桜マラソンがフルになって初めてサクラの花が残っている」
桜マラソンはハーフで23回続き、
2013年からフルに変わったばかりだ。

フルのエントリーは約1万人。
スタート地点の関係者お立ち台が、
はるか遠くに霞んで見える。
スタートの瞬間には、
花吹雪を思わせる霧のようなものが吹き出る演出も。

まずは佐賀市中心部の広い道を伸び伸び走る。
沿道ではピンクの棒風船を振る応援。
このピンクの棒が最後まで、
コースのあちこちで元気付けてくれた。

10kmを過ぎたころから郊外、
田園地帯へと舞台が移った。
当日朝までは、50%以上の確率での雨予報だった。
だが、完全に外れ。
青空が広がり気温は最高24度まで上昇し、
日焼けするほどの天気になった。
湿度はスタート時点で90%。
雨に濡れて走ることを想定してアンダーウエアも着込んだが、
実際は高温多湿で「初夏を思わせる」ような気候。
天候が思わぬ落とし穴だった。

かけ水コーナーは大人気。何度もお世話になった。

20kmを過ぎると、コースの目玉の一つである、
「吉野ヶ里歴史公園」に到着。
弥生時代の遺跡である吉野ヶ里遺跡のある名所。
広くて平らな公園の中を、長~~い列で走る。

広くて平坦な場所は走り易いのは確か。
ただ、はるか先まで続く列が見渡せると、
「あんなに遠くまで走るんだ」と気が滅入る面もある。
この日は微熱・ちょいダル状態で体調に不安もあり、
少し弱気になり始めた。

この公園は、コースの目玉であり、
おもてなしのポイントでもあった。
趣向を凝らした差し入れが三連続で登場した。
まずは、地元神埼市の名物、そうめん。

おいしくて、もちろんお替り。

続いて、ぜんざい。

小豆がたっぷりで、お餅も入った本格派。もちろん…

〆は、地元名産の「さがほのか」
鷲づかみにして、頬張った。
そうめん、ぜんざい、イチゴの三連続で、
お腹は喜び、気分も明るくなった。
ただ、同時に気分が戦闘モードから、
のんびり楽しもうモードに転換したのも事実だ。
「まあ、制限時間内に完走できればいいや」
ほかのエイドでも、果実入りゼリー、
名物の羊羹をはじめ色々なモノをいただきました。
ありがとうございました。

35kmを過ぎたあたりから川岸の桜並木を通過
このころには、マラソンからウオーキングに、
切り替えるランナーが目立った。
高温多湿の気候による影響が大きかったようだ。

40kmあたりの川岸では、
まるでゴール前のような大盛り上がり。
ピンクの風船が激しく揺れ、
「頑張れ、もう少し」の大声援が響き渡る。
「こうまでされたら、頑張らなければ」
と力を振り絞らないわけにはいかない。
エンストした体を再スタートさせた。

ゴールの県総合運動場前には、
ラストスパートを促す横断幕。
「がばい」を見て、佐賀に来たことを再認識。

遂に運動場に到着。
ゴールが視界に入り、気力がわいた。

ゴール後は、また「さがほのか」のおもてなし。
うまかった。
うれしかった。
自らの体調管理のミスに天気の気まぐれが重なって、
タイムは無残な成績でした。
それでも、何とか完走できたことで、
自分なりには納得しています。
佐賀の皆さん、熱い応援、手厚いおもてなし、
ありがとうございました。