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10月2日(木)
毎日のように前を通っている私にとっては当たり前の風景で、何も感じない
でも、初めて見た人にとっては、ちょっとした驚きだろう
その場所で立ち止まり、キョロキョロしている人の姿を時々、目にする
お城の天守閣広場入口に、どでかい石の壁がある
大きさは60畳敷(約60平方メートル)で、重さは推定130トン
大の男も前に立てば、まるで子供のようだ
名前は「蛸石」
鉄分のシミでタコのような模様が出来ているためだという
 
「大坂の陣」の後に、徳川によって作り変えられた大阪城
お城のあちこちに巨石が使われている
中でも、この蛸石が最大規模であり、岡山県から運ばれたとみられている
今から400年前にこんな大きな石を運び込むのは困難な事業だったはず
それでも、あえて使ったのは、徳川の力を世に示す狙いもあったのだろう
 
ランにいい季節になったと実感しながらの5.16km