旭山動物園は、来場者に語り掛ける動物園でもある
動物たちだけでなく、そこにいる人間たちの姿を感じることができる

午前9時の開演前、門の前には長い行列ができる
すると、来場者整理のオジサンが「おはようございます」と元気にあいさつ
園内の楽しみ方や注意を語り始めた
元気な声とユーモラスな語り口に開場待ちのイライラがほぐれる

園の目玉は、飼育係がエサをあげながら解説し、思いを語る「もぐもくタイム」
それぞれの動物コーナーで順次、開かれている
もぐもぐタイムに合わせて園内を人々が動き回る

園に入ると、その日のもぐもぐタイムのタイムスケジュールが掲示されている
ケータイを通じてサイトからも調べられる
このタイムスケジュールを見ながら、見学スケジュールを練る

壁新聞感覚の掲示が園内の至る所にある
ユーモラスで、分かりやすく、文字が優しい

子供はもちろん、大人も見て楽しい

楽しく勉強できる

展示も分かりやすく、愛嬌がある

手造り感覚たっぷり
動物を理解してもらいたい、という園の人々の思いが伝わってくる

時代のキーワードも解説

人も動物も含む生き物すべてが共存できる世界を作りたい、との願いを感じた