続・城ラン百景〔71〕桜の人生 4月10日(木) お城のあちこちに薄いピンクの花びらが散っている 地面の水気を吸ってしんなりしているのを手に取ると、まだ生きていると感じる 寒い中で春を待ちつつ育つとき 春の日差しを浴びながら木の枝で誇らしげに咲くとき そして、風に舞って土の上に落ちる 花びら一枚一枚が、人と同じようにそれぞれの人生をたどっている まだまだ頑張れ、と激励したくなる 上半身はTシャツ一枚だけでも気持ち良く走れた8.49km Spring has come