3月16日(日)
ポカポカ陽気との天気予報を歓迎しながら、
奈良県宇陀市に日帰り遠征した。
今回のレースは第7回宇陀シティマラソン10キロの部。
付近に日帰り温泉もあり、
友人に「帰りに温泉も入れるけど、どう」と誘われた。
JR大阪環状線の鶴橋駅から近鉄の急行に乗り約50分で
中心部の榛原(はいばら)駅に到着。

榛原駅から歩いて5分の市役所前が大会本部。
1、2、3、10キロの4種目合計1800人弱という規模。
ただ、短い距離は親子ペア、あるいは小中高生限定。
親子連れなどで会場はにぎやか。
街の運動会という雰囲気でもある。

男子更衣室は市役所に隣接した消防学校の体育館。
消防学校という学校に初めて足を踏み入れた。

レース前に地元の子供たちが演奏で景気付け。
宇陀市女性の会の善女たちも駆けつけてくれた。

10キロの部は茨城から岡山まで14府県の883人がエントリー。
日頃参加しているレースに比べると、かなり少ない気がするが。
スタート地点に集まれば、それなりの集団になる。
気が引き締まる瞬間。

コースは田園地帯、川沿い、山沿いなど
総じて「のどかで美しい」地域。
ただ、5キロを過ぎたあたりから坂登りが増加。
パンフレットに書いてあった通り
「手応え十分で走りがいもある」コースになった。
朝ランと同じような距離と舐めていた自分を後悔した。

最後は懸命のラストスパートでゴールイン。
実は昨日から咳が出て体調もいま一つだったので、
無事完走しただけで満足だった。

おもてなしでいただいた元気汁。
白菜、大根、豚肉などを煮込んだスープ。
温かくて体に優しい食感だった。
レース後は予定通り日帰り温泉で汗を流し食事をして帰路に。
大阪の自宅には午後2時半に到着した。
家を出たのは朝の7時前だった。
走っている時間より行き帰りの時間の方が長かった。
何となく、もったいない気もするけれど、
まぁ、いいか。