
16日(日)熊本城マラソンを走り終えると、
豊肥本線、南阿蘇鉄道を乗り継いで南阿蘇地方に向かった
鉄道の話は後日触れるとして、南阿蘇鉄道の車窓から見える景色は一面銀世界だった
前週末に日本各地を襲った大雪が、南国九州に異例の雪景色を残していた

一夜明けた17日(月)の朝
南阿蘇のホテルから眺めた景色は、これまた白一色
JR九州には除雪車が無く、それが鉄道の復旧を遅らせた、という記事を見た
通常は雪に縁のない地方なのだから、地元の人の驚き、混乱は相当なものだったろう

17日は鉄道を乗り継いで阿蘇の北側、阿蘇市に向かった
こちらでも、やはり雪が残り、こんな風景も
なお、阿蘇山という山は無く、中岳、高岳、根子岳など周辺の山を総称して、阿蘇と呼ぶそうだ

訳も分からず、「せっかく来たのだから~」と気楽な気持ちで阿蘇神社を参拝
壮大な楼門は日本三大楼門の一つとも言われるそうだ
残念ながら、他の二つがどこなのかは、分からない
阿蘇を開拓した健磐龍命をはじめ12の神を祀っているという

境内には、謡曲の「た~か~さ~ごや~」で有名な「高砂の松」
縁結びの神であり、男は左回り、女は右回りで回り祈願する

参道が神社と平行になっている珍しい配置
遠くに雪の阿蘇が見える

阿蘇は昔から湧水の豊富さ、名水で有名
阿蘇神社の手水も湧水


道端でも、駐車場の片隅でも
そこかしこで、湧水と出合える

湧水の街らしく、街の一角に、足湯ならぬ「足水」があった

さっそく、「足水」をお試し
清涼感があり、気持ち良かったけれど、やっぱり夏の方がうれしい