
11月22日(金)
今日は、薬問屋の街、大阪・道修(どしょう)町が大賑わいになる日
薬の神様をお祀りし、「神農(しんのう)さん」の愛称を持つ、少彦名神社の例大祭だった
大阪市の祭りの中でも、年のフィナーレを飾る存在だ

夕方6時、株の街、北浜から近い道修町の通りは屋台の行列が出来ていた
寒い中でも、通りは人、人、人のにぎわい

ビルの谷間にある少彦名神社の入り口には、例大祭のノボリが立っていた
多くの参拝客に備えて誘導・案内員が出動

神社に入ると、既に行列

鳥居から本殿にかけては人波がびっしり
右手は、昨年のお祭りでいただいた縁起物を返すスペース
続々と積み上がっていった

右手の本殿でお参りをして、左手の一角で厄除けの笹をいただく

笹をいただく善男善女を巫女女子隊がお祓いする

通りは、まさに祭りの縁日
たい焼き、焼きそば、チキンステーキ、フレンチドッグなどおなじみの屋台が並ぶ

食べたいものは色々あったけれど、
結局みたらし団子の大を買って、その場でペロリ
300円だった

神社でいただいた厄除けの笹。実はぶら下がっている張り子の虎に大きな意味がある
文政5(1822)年、コレラが流行した時、
道修町の薬問屋たちが丸薬を作ったうえ、張り子の虎を少彦名神社に備えたことがきっかけになり
張り子の虎が神社にとって、一種のシンボルになった
祭りは街の歴史を刻んでいる