
下関の唐戸
海辺には、桟橋のほか、飲食・ショッピング街の「カモンワーフ」(写真左)や唐戸市場が並ぶ
映画「カーテンコール」では、主人公であるタウン誌の女性記者が高校時代の友人に出合ったりした

カモンワーフ前、板の道(ボードウォーク)が海辺の雰囲気に合っている

カモンワーフを過ぎ、市場に向かう途中で綺麗な碑を見つけた
聖フランシスコ・ザビエルが1550年、下関に上陸したことの記念碑だ
前年に鹿児島に上陸したザビエルが下関を通じて本州に足を進めた
ザビエルといえば、子供の頃に学校で習った懐かしい名前だ

唐戸市場の前のボードウォークからは関門橋の全容が見える
市場で買った寿司を食べるには絶好の場所

海峡を走る船も間近に見える
船上の人たちの歓声も聞こえるほど

堤防には赤、白二つの小さな灯台がある
堤防は絶好の釣り場のようだ

白い灯台は、「恋人灯台」とも呼ばれている
恋人同士が静かに語らい、寄り添うのに格好の場所だからだろうか
奥田瑛二が監督し、娘の安藤サクラのデビュー作となった「風の外側」(2007年)では、
まさにそんな場面のロケに使われた
この映画を観た時は、下関を舞台にしているとは意識しなかったが……