
「こんな新聞、見たことが無い」
11月4日の山口新聞朝刊を見て驚いた。
一面と最終面のぶち抜きでマラソンの写真を掲載していた。
この新聞社が主催者とはいえ、異様なほどの盛り上がりだ。
でも、ランナーの一人として、
雨中で開かれた大会は確かに感動だった。
降り続く雨の中を走り切った達成感はもちろん。
雨の中、我々を支えてくれた
スタッフ、ボランティア、応援の人たちへの感謝の気持ちで
胸が一杯になった。
下関の皆さん、ありがとう。

大会は、JR下関駅近くをスタートし、関門海峡沿いを往復。
後半は日本海側の響灘に沿って走る。
天気が良ければ、様々な海の景色を楽しめるはずだった。

スタート地点は、海峡ゆめタワー(高さ153メートル)の下。
スタート前から雨だった。

周防灘沿いの折り返し点でUターンし、関門海峡を目指す。

橋の下から見上げると、関門橋のどデカさを実感する。

関門海峡に面した観覧車の前を黙々と走る。
「観覧車は昨年は無かった」という声も聞いたような気がする。

後半にはは、何故か水車が登場した。
やや雨足が強くなり、映像が乱れた。

まさに、雨中の行軍という感じ。
気温がそれほど低くなかったのに救われた。
もし、寒かったらと考えるとぞっとする。

後半のコースにはトンネルが2カ所。
往復なので計4回トンネルを通った。
しばし雨宿りが出来てほっとした。
ただ、トンネルでは、GPSの距離計測表示が消えた。
「距離の記録が残らなかったら、どうしよう」と、
一瞬、GPS初心者らしい不安を感じた。
トンネルを出たら、ちゃんと表示され安心(恥ずかしい)。

雨に降られるのは、運営スタッフも同じ。
ランナーに比べると、
動かないので、より辛いのではないか、と思った。
特に、コースに立ったまま
「頑張ってください」と声援し続けてくれた
監視・案内員の人たちは大変だったろうと思う。
感謝です。

最後の折り返し点である人工島「長州出島」。
続々とランナーが向かう。

長州出島への橋に延々とランナーの列ができた。

下関駅近くに戻ってようやくゴール。

ゴールを過ぎると、
少年少女たちが列を作ってお出迎え。
プロ野球で勝利チームのナインを、
ベンチの選手たちが出迎えるような感じ。
自然にハイタッチの手が伸びた。


予想外の完走メダルが用意されていた。
雨に濡れないようにと、
完走証をビニールの袋に入れて渡してくれた。
心遣いがうれしかった。
雨の中、自分なりの好タイムは自信になった。
地元の方々の熱意と誠意に触れたことは大きな喜び。
出場して良かった、と心から思う。