大阪・北浜といえば、株式取引所がありビジネスのイメージが強い
でも、街を探ると色々な顔に出合う

9月末の土曜日、ビルの谷間にある小さな神社に出かけた
名前は、少彦名神社。すくなひこな神社と読む

狭い道を進んでいくと鳥居と本殿がある
ちょっと奥に入っただけなのに、静かな落ち着いた雰囲気だ

鳥居、本殿に向かう小路の左側に何故かショーケース
中には薬がズラリ。おなじみの家庭用常備薬もある
神社がお祀りしている少彦名命は、薬の神様と言われている
この神社は健康増進をお祈りする神社だ

あの方もこのお神社のお守りを持っているようで、神社宛の礼状が展示されていた

神社に隣接するビルの中には、「くすりの道修(どしょう)町資料館」がある
道修町と呼ばれるこの地域は、江戸時代に薬の問屋、仲買人が集まった地域
幕府公認で、長崎経由で輸入される薬や国産の薬を一手に扱い、全国に供給していた
こうした中で、少彦名神社が生まれた
この地域には今でも、製薬会社、薬問屋などが集まっている

神社の入り口にある碑
谷崎潤一郎の「春琴抄」はこの道修町を舞台にしている