金沢に行けば、やはり兼六園
今回の遠征でも無条件に足を運んだ
約40年前の晩夏、北海道でのアルバイトを終えた帰り道に寄ったが、
その時の記憶はまるで残っていない
初めての出合いの様な新鮮さだった

元々は金沢城に付属する庭だった兼六園は約11.4ヘクタールの広さ
入り口の門は7カ所もある
城跡に近く土産物屋も並ぶメーンの入り口、桂坂から入場した

兼六園といえば、写真奥の橋の向こう側にある徽軫(ことじ)灯籠からの風景が有名
この灯籠との写真を撮ろうとの行列がズラリ
日本語でない言葉も多く聞こえていた

11枚の石を並べた橋
雁が列を作って飛んでいる姿に似ているので雁行橋といわれている
雁行といわれると、テニスのダブルスのフォーメーションの雁行陣が思い浮かぶ

西南戦争に従軍して命を落とした郷土の人の霊を慰めるために建てられた明治紀念之標
中央の日本武尊像は高さ5.5メートル。日本最古の銅像といわれる
石を積み重ねた台座には、ヘビ、カエル、ナメクジの姿が隠されているそうだ

奥の細道の途中で金沢に立ち寄った松尾芭蕉の句碑
長い歳月で石の表面がほとんど読めない状態になっていた

園内の高低差を利用した噴水
水の高さは3.5メートルに達する
19世紀の中ごろに完成し、日本最古の噴水とされている

池の一角でカラスが行水
9月下旬はまだ暑かった