
9月18日(水)
梅林の細い道の向こうから、彼(彼女?)は悠然と歩いてきた
ハーハー言いながら走っているオジサンの姿など意に介さない
やがてオジサンの足元近くで立ち止まり
地に伏せながら背筋を伸ばす得意のポーズ
そして、そのまま涼しい風で通り過ぎていく
こちらも、静かに見送るしかなかった
世間では、これを「すれ違い」と言うのだろう
まるで父親を連想させるような白髪の老人が、杖を差し上げて、元気よく「よう、おはよう!!」の一言
思わず背筋を伸ばして「おはようございます」と返答した10.12km