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7月7日(日)
1991年、千葉県で開かれた第41回世界卓球選手権大会。
韓国と北朝鮮が初めて(そして現在まで最後の)統一チームの「コリア」を結成、
女子団体は見事中国を破り優勝した。この歴史的な出来事を元にしたフィクション。
思いもよらぬ統一チーム結成から優勝までの46日間の選手たちを描いた。
 
南北に分かれ価値観や生活感の違いからすれ違い、時として対立する南北の選手団が、
やがて優勝に向けて心を一つにするという、ある意味”絵に描いたような”物語。
ただ、イデオロギー色を極力廃止し、
同世代のスポーツ選手たちの爽やかで、時としてユーモラスな群像物語にまとめあげているところが心を打つ。
心を一つにして勝利し、優勝してしまえば、残るは再び南北に別れ別れになるだけ、という現実が悲しい。
政治的プロパガンダではない人間物語としてよくできた作品だと思う。
一人でも多くの人に観てもらいたい。
 
実は春先にも東京方面で観るつもりだった。
公開予定が延びて先送りになっていた。
新聞によると、北朝鮮のミサイル疑惑に伴う反北の声の高まりによる混乱を警戒し、
上映見送りにする館が続出したという。
そして今、大阪・十三のミニシアターでようやく鑑賞の機会を得ることができた。
日曜の午前中に一回だけの上映なのが残念だが、多くの人が観に来てくれていたのがうれしかった。