
6月3日(金)
目の前を行き過ぎる魚たち
でも、水族館で観るとはちょっと雰囲気が違う
自分たちも水中にもぐっているからだ

乗る時は普通の観光船だと思っていた
風に吹かれながら湖や山の景色を楽しもう、という気持ちだった

湖から眺める山の景色はなかなか良かった

船室に入って驚いた
自分は水面より下にいてガラス越しに水中を見ている
湖の中を見物できる水中観光船だったのだ
確か20年くらい前に韓国の済州島で同じような船に乗った記憶があるが、それ以来だ
魚の群れが行きかう様は、少し幻想的ともみえる

こんな魚がいるそうだ
残念ながら、まるで見分けがつかない

魚だけではない。岩だらけの湖底も見えた
マグマが水で冷されて固まる時、柱状の割れ目ができる「柱状節理(ちょうじょうせつり)」
まるで古代遺跡のようで、インディー・ジョーンズの気分(?)

柱状節理の岩柱がくだけると、湖底にゴロゴロと岩のころがる状態になる

柱状節理の見られる場所は限られており、移動するときは再び船上に
海と山が調和した絶妙の景観だ

観光船の所要時間は約30分
船尾で眺めた湖水はやはり綺麗だった