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5月26日(日)
白川道著。幻冬舎文庫。
お気に入り白川道の自伝的賭博小説。
大学生時代から麻雀、競馬、酒、女におぼれた無頼者、梨田雅之の物語だ。
20代半ばの若さながら全財産をかける博打や命がけの商品先物の荒波をくぐってきた主人公が、
妙な縁で知り合った男との出会いをきっかけにしがないサラリーマン生活に入ることになった。
新しい世界でもやはり、博打、酒、女との縁は切れない。
 
漫画の島耕作は、男の出世欲、自己主張欲、もてたい欲望を肩代わりして人気。
病葉流れてシリーズの梨田雅之は、
枠をはみ出したい、キリキリした勝負で勝ちたい、そして女にもてたい、という男の欲望を受け止めている。
島耕作と梨田雅之はサラリーマンたちの裏表両面の夢を小説の世界で実現している。
病葉の次章が待ち遠しい。