イメージ 1
2月21日(木)
和田竜著、小学館文庫。
現在の埼玉県行田市にあった「武州忍城」を舞台にした物語。
本能寺の変の後、全国制覇を目指した豊臣秀吉の軍勢が大挙攻め入ったものの、
わずか500人の軍勢と地元農民たちがこの田舎城を守ったという物語。
昨年暮れに映画化されて評判になった。
のぼうとは忍城の城主、成田長親が地元農民たちに「でくの棒」という愛称で親しまれていたため。
日頃、時代物小説は読まないが、映画の盛り上がりにあおられて買った。
結果的には、買ってよかった。面白かった。
まず、弱い者が知恵と力を合わせて大きい者を倒すという達成感ストーリーがいい。
さらに、城を支える個性的な武者たちが魅力的だった。
そして、本を片手に行田市に行ってみたくなった。
ただ、一冊にまとまりそうな分量なのに、実際は二分冊。
売り上げ確保という狙いだろうと察しがつくが、読者としては一冊にまとめて携帯性を高めてほしかった。