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12月12日(水)
渋~~い名優、クリント・イーストウッドの最新作。
イーストウッドの娘役で登場するエイミー・アダムスはお気に入り。
見逃すわけにはいかなかった。
 
年老いたプロ野球のスカウトマンとその娘の物語。
老いに直面し引退の瀬戸際に立つスカウトマンがオヤジ力で踏ん張りを見せ、
個人的にも娘との絆を取り戻す。
『クリント・イーストウッドの「人生の特等席」』という題名と思えるほど、彼の魅力が全開。
同時に、彼の存在が私のお気に入りのエイミー・アダムスをぐんぐん前面に押し出してくれた。
イーストウッドが自らが黒い衣装をまとうことでアダムスに光を集中させる。
でも、その黒いイーストウッドには独特な渋い味がある、という感じ。
名優は自らの力で共演者を引きたてながら、自分の存在感を無くさない。
さすがだと思う。
 
それにしても、「人生の特等席」という題名はいただけない。
説教臭くて、まるで教科書の類のようだ。