12月9日(日)
神宮外苑ロードレース出場の狙いは二つあった。
一つは国内最高峰の陸上競技場でアスリート気分を味わうこと。
もう一つは有名アスリートたちを身近に感じたかった。
まあ、いずれにしろミーハー気分だった。
矛盾するようだが、国立競技場といえば、
まずラグビーを思い浮かべる。
毎年正月二日は、
全国大学ラグビー選手権の準決勝観戦が楽しみだ。
風は冷たい、しかし空は青く広い、そしてフィールドは熱い。

国立競技場の正面中央入り口。
いつも通っている観客席入り口ではない。
ここは競技場で競い合うアスリートたちの玄関だ。

男子更衣室の荷物置き場も使った。
もしかすると、サッカー日本代表の香○真○や、
本○圭○も使ったかもしれない……
などと夢物語を楽みながら。

アスリートたちがフィールドに出る前の待機スペース。
ここで精神を集中し、気合を入れるのだろう。
ガラス扉を開ければ、フィールドに向かう階段がある。
その階段を上れば、”決戦の場”だ。
ラグビーやサッカーのテレビ中継では、
ここで出陣目前の選手たちの姿が度々映る。


フィールドに至る階段。
あこがれのアスリートたちのつもりで足を運んでみた。
… … …

ロードレースには実際にアスリートも登場した。
埼玉県職員のランナー、川内優輝選手だ。
一週間前の福岡国際マラソンに出場したばかり。
この日も元気な姿を市民ランナーたちの喝さいを浴びていた。
上の写真は、記念写真の求めに応じているところ。
人気者だ。

川内選手はこの日の二回のレース両方で走った。
この写真は第二レースで、
写真の右手にあるゴールに向かってトップで走る姿。
もちろん、このままトップでゴールインした。
私は第一レースで実際に彼に追い抜かされた。
走るというより弾んでいるような姿がとても印象的だった。
この日、数多くの人が国立競技場で、
輝く一人のアスリートの姿を胸に焼き付けた。