7月18日(水)
仕事を早めに切り上げて茨城から長躯、東京・渋谷に。
東急文化村のオーチャードロードホールに駆け付けた。
米国の人気ビッグ・バンド、マンハッタン・ジャズ・オーケストラ(MJO)の来日公演だった。
 
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MJOを初めて生で楽しんだのは、確か5、6年前。
東京・赤坂のサントリーホールだった。
バンドのキャッチフレーズは「most powerful & colorful」だった。
まさに、その通り迫力、華やかさ、ユーモアにあふれたステージだった。
 
その後は昨年、ブルーノート東京での演奏を聴いた。
昨年は東日本大震災後で一部メンバーが来日せず、日本人が代役を務める混成部隊。
その変則的なスタイルは感動的ですらあった。
 
割と知られたボピュラーな曲をシャレたアレンジで一味違った音楽にする。
そんな演奏スタイルが特徴だ。
今回のオーチャードホール公演の演奏曲もディズニーメロディーをはじめ、
ムーンライト・セレナーデ、スウィングしなけりゃ意味がない、A列車に乗って、シング・シング・シングなど。
多くの人が知っている曲、言い換えれば何度も聞いたことのある曲だ。
でも、MJOの演奏を聴くとまったく新しい曲になるセンスのあるアレンジ、そして卓抜な演奏力がある。
 
そのアレンジを手掛けているのは、仕掛け人はバンドリーダーであり、指揮者であるデヴィッド・マシューズさん。
ニューヨークのベルリッツで日本語を習っていて、熱燗と鯵のたたきが大好きという日本びいき。
確か、NHKテレビ「英語でしゃべらナイト」にも出演したはずだ。
彼が日本語を巧みに操ってステージを進行し、場内を一段と盛り上げる。
マシューズさんあってこそのMJOだといっても過言ではない。
この日もマシューズさんの存在感は際立っていた。
そして、もちろん楽しい時間だった。
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演奏終了後にはマシューズさんのサイン会。
あっという間に大行列になった。
 
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もちろん、我が家も二人そろっマシューズさんにサインをしてもらった。
サインをしてもらった場所が表と裏で二人バラバラなことが我が家の実態を示している。