
7月7日(土)
サッカー日本代表、香川真司選手が入団した英国マンチェスター・ユナイテッドの実話。
1958年2月、選手を乗せた航空機がミュンヘン空港離陸に失敗し主力選手8人が死亡。
チームは消滅の危機に直面したが、残されたクラブ関係者、選手の頑張りで危機を乗り切った。
事故に至る前のクラブの成長期や事故の前後をどちらかというと抑えたタッチで、分かりやすく描いた。
無理に盛り上げた演出をしない落ち着いた作風が返って、深い感動を呼ぶ。
愛するものを守ろうとする勇気と強さを真正面から描いた直球勝負の作品。
主人公格のコーチを演じたデイヴィッド・テナントがいい。
話は飛ぶが、登場人物の喫煙シーンがやたらと多く、目についた。
現代社会に生きている身としては何とも違和感を感じた。
思えば自分の学生時代も街で、駅で、店で何かとプカプカしていた。
時代の変化を改めて感じた。