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5月27日(日)
この週末は一日一作の映画鑑賞。
邦画(この空の花)→洋画(ファミリー・ツリー)の次は韓国映画となった。
しかし、この映画は一般的な「韓流」とはちょっと違った趣き。
ねちっこさや情念というより、おしゃれなエンターテイメントだった。
笑って、しんみりして、最後にやさしく前向きな気分になれた。
 
1980年代に女子高でチームを組んでいた7人の女たちが、40代になった今再会するというストーリー。
メンバーで一番のボケだった主人公が母親の見ないで訪れた病院で入院中のリーダーに再会。
末期がんのリーダーに会わせるため、メンバーたちを探す。
様々な人生をたどっていたメンバーたちを探し出していく過程で、
くたびれた主婦だった主人公がリフェレッシュしていく。
再会した40女たちが友情を確認しあう展開は男の目から見ても心温まり、たっぷり感情移入してしまう。
 
7人が高校生だった80年代と今を自在に行き来して描く展開はテンポが良く楽しめる。
ユーモアと音楽にあふれていて肩がこらず、親しみやすい。
タイプの違う7人の女優陣はそれぞれに魅力的だった。
80年代の場面で登場する街並みは懐かしい韓国の風景だった。