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5月3日(水)
午前8:23、上野発の臨時列車「足利藤まつり1号」で栃木県足利市の「あしかがフラワーパーク」に向かった。
今やすっかり有名となったフラワーパークの藤を観るためだ。
この列車はそんな観光客を狙った企画列車。
かつて特急列車として活躍した車両を借り出したようだった。
全席指定で、指定料金は上野→富田(フラワーパークの最寄駅)が510円だった。
ただ、レトロな車両は鉄ちゃんたちにも注目されているようで、記念撮影する人が絶えない。
「電車に乗ることが目的」という乗客もいた。
客車では、座席の床が通路より一段高い車両があったり、使い込んだ洗面所があったり……。
車両を移動するときの通路の扉が自動じゃないので、しばし立ちっぱなしでいるという”失態”も演じた。
 
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フラワーパークの最寄駅である富田駅には10時10分ごろ到着。
その後、豪雨の中約15分かけてフラワーパークにたどり着いた。
「こんな雨降りだから、混まないだろう」という期待はあっけなく外れた。
読売旅行、クラブツーリズムをはじめ様々な目印ワッペンを付けた団体客が続々入場し、ごった返した。
ツアーで前もって予約したら、予定は簡単には変えられないということに改めて気づいた。
入場料は大人一人1700円(日によって変動あるので要注意)。
富田駅に置いてあったチラシに付いていた割引クーポンで100円引きになった。
チラシがあるとつい手を伸ばす癖が幸いした格好だ。
 
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大藤は紫が鮮やかに。
 
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仙人の髭のように垂れ下がる大長藤。
 
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池を取り巻く様々な色の花たち。
藤が垂れ下がる一方、地面から上に向かって吹き上げるような花もあった。
 
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藤のテーマパークだけに、スイーツも藤がテーマ。
オリジナル商品の「藤アイス」は350円だった。
売店では、ハンカチ、ストール、化粧品など藤をモチーフにした商品が並んでいた。
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帰りは隣駅の佐野駅で途中下車し、佐野厄除け大師で厄払い。
5000円の料金を納めたら、たっぷり1時間祈祷していただいた。
ありがとうございました。
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大雨、強風のためJRのダイヤが乱れ、帰路は電車のんびり、気分イライラの旅。
東京に戻るころにはすっかり外が暗くなり、雨もほとんどやんでいた。
「今さら、雨が上がって」と同行者は不満たらたらだった。
 
この日使ったJR乗車券は企画切符の「休日おでかけパス」、2600円也。
横浜・富田駅間は通常だと片道2520円。
この日は佐野での途中下車も含め、乗り降り自由でこの値段。
ケチな話だが、ちょっと得をした気分だ。