
3月26日(月)
今朝、新聞を開いていて思った。
「またか」
最近、プロ野球関連を中心に「同級生」「同級生対決」などという言葉が良く目に付く。
この日の記事は、プロ野球日本ハムの中田翔が、千葉ロッテの新人投手、藤岡貴裕からホームランを打ったという内容。
それが、「同級生藤岡へ 中田が洗礼弾」という見出しになった。
そうか、二人は同級生だったのか。
両球団の公式ホムペで調べると、
中田は 広島県出身で大阪桐蔭高卒、日本ハム入団。
藤岡は 群馬県出身で桐生一高→東洋大を経てロッテ入団。
ともに1989年生まれという共通点はあるものの、「同級生」ではなさそうだ。
もっとも、中学校、小学校、幼稚園、保育園まで調べたわけではないが……。
どうも、同じ歳に同じレベルの学校に入学・卒業した人間を「同級生」と呼ぶ傾向が広まっている気がする。
これが、どうも気に入らない。
私にとって、同級生とは同じクラスで机を並べた経験のある人間のことだ。
手元の広辞苑(第5版)も調べてみた。
同級とは「同じ学級」。
学級とは「一人又は複数の教員の指導のもとに、同じ教室で同時に学習する児童・生徒の集団」だ。
私の考えは少なくとも、私だけの偏見ではない。
正確ではないけれど、何となくだいたいの意味は通じる。
そんな言葉が様々な分野で顔を出しつつあり、同級生が多用されるのもその一つだと思う。
昨夜、CATVでラグビーのオールスターゲームを観た。
試合中のインタビューである選手が「同期の選手には頑張ってほしい」と話していた。
すると、中継のアナウンサーは「同期生」を「同級生」に置き換えて話を広げていた。
例えば、ゲスト解説者に「あなたの同級生で現役はいますか」などと質問する具合だったと記憶している。
この場合、同期は同じ年に同じ会社に入社した人間ではなさそう。
高校か大学の入学あるいは卒業年が同じだった人間同士のことだろう。
もし、その場合大学では浪人、留年の有無によって年齢は変わる。
となると、年齢は必ずしも一緒ではない。
様々な場面で安易に使うにつれ、同級生の範囲は広く、あいまいになっていく。