3月23日(金)
既に何度か触れたけれど、日経新聞夕刊の金曜日付で連載中の鎌田敏夫さんのエッセイが面白い。
というか、味わい深い。
今日の見出しは表題の通り。
古谷一行、田村正和らが出演したドラマ「男たちによろしく」の中のセリフだそうだ。
今日は旅がテーマ。
旅に関連しても人間は二つのタイプに分けられる、という。
一方は、目的地だけが頭にあり途中の景色に興味を持たないタイプ。
もう一方は、旅は始まったときから旅であって何を見たとかいうことはどうでもいいタイプ。
自分がどちらかと考えると、ちょっと区分けが難しい。
若い頃は文句無しに後者だった。
列車に乗り、日常から飛び出した時点からすべてが旅だと思い、楽しもうとしていた。
列車の窓からボーっと外の景色を眺めることも楽しみだった。
何をするでもない、何となく流れる時間もそれなりに味わっていた。
でも、年を重ねるに連れて変わってきた。
結果を求めるというか、目的地に早くつくことに熱心になるというか、何となくせっかちになってきた。
人生を逆算して生きるようになってきたからなのだろうか。