2月28日(火)
またかッ!
今朝、歯磨きの途中で事件が起こった。
上の入れ歯が壊れたのだ。
入れ歯をブリッジの金具で支えていたが、付け根が壊れてブリッジの支えが無くなった。
また、歯医者に通わなければいけない。
歯の悩みはしばらくご無沙汰していたのに……。
トホホである。
 
歯の悩みはある意味ライフワークのようなもの。
生まれてこの方、何件の歯医者に通っただろうか。
社会人になってからは、転勤する先々でも世話になった。
東京で2軒、神戸で2軒、ソウルで1軒、大阪で1軒、宇都宮で1軒、そして今の茨城で2軒。
本拠地の神奈川では少なくとも3軒。
韓国人の歯医者に通い歯を抜かれた日本人はそれほど多くはいないはずだ。
様々な歯医者に通っているうちに、いつの間にか歯の数が減り、
今では半分も残っていない。
 
いくつか悲しい出来事もあった。
まず、ソウルにいたころ夜遅くまで事務所で残業しパソコンを叩いていたら、歯が一本するりと抜けた。
何か震動を与えたわけではない。枯葉が落ちるように自然に落ちた。
また、あるときは横浜駅の混雑する改札口で大きなくしゃみをしたとき、義歯が一本どこかに飛んでいった。
雑踏の中、どこに落ちたかを探すわけにもいかず、途方にくれた。
ガムをかんでいて歯や義歯が抜けたことに懲りて、もう長いことガムはかんでいない。
 
何故、歯が悪いのか?
若い頃の雑食、多食(量、回数とも)など様々な要因があるだろう。
幼い頃から歯磨きはしてきたが、磨き方が悪かったのだろう。
歯間ブラシや糸の存在を40代になってやっと知ったが、後の祭りだった。
 
先ほど、2年ぶりで電話した歯医者の女性(おかみさん)は、
「あら転勤したんじゃなかったんですか」と明るい声で語った。
今回は、いくら費用がかかるのか。
ア~アである。